オリックス 12球団ワースト12度目の完封負け…15日にもV完全消滅
「オリックス0-4ソフトバンク」(14日、京セラドーム大阪)
発した言葉に悔しさがにじむ。オリックスは両リーグワーストとなる12度目の完封負け。中嶋監督代行が懸命に前を見る。「(次戦は)やってくれると思うし、やらなきゃいけない」。首位・ソフトバンクに2戦連続の零敗を喫して重い空気が充満する。
ホームが遠い。三回1死三塁の先制機では佐野とT-岡田が凡退。両チーム無得点で迎えた六回1死一、二塁は吉田正が遊直、続くモヤが二ゴロに倒れて無得点に終わった。好機を生かせず、結局相手先発・千賀ら4投手の継投の前に5安打に封じられた。
簡単に終われない。きょう15日にも優勝の可能性が完全消滅し、24年連続のV逸が決まる。「それぞれ、悔しい思いをしている」と指揮官。目の前の戦いで意地を見せていく。