楽天・岸が2安打完封13奪三振「持ち球、全部がよかった」「本当に大事な試合」
「ロッテ0-6楽天」(15日、ZOZOマリン)
楽天・岸孝之投手(35)が9回2安打無失点で18年5月2日・日本ハム戦(札幌ドーム)以来、2年ぶりとなる完封勝利を挙げた。
序盤からキレのある直球とカーブもさえ、四回まではロッテ打線を無安打に抑える投球。4点リードの五回には先頭の安田に初安打となる右翼線二塁打を浴びるが、後続をきっちりと抑えて流れを渡さなかった。
「持ち球、全部がよかった」と手応え十分の投球。13奪三振で、18年6月7日・巨人戦以来、これも2年ぶりとなる2ケタ奪三振を記録した。
負けか引き分けで自力CS進出の可能性が消滅する状況下で、前夜の涌井に続きチームに勢いをもたらす快投を演じ「自分でもよくやったなと思う。本当に大事な試合だったので」と喜びを表していた。