日本ハム2軍で斎藤佑樹が大炎上 中継ぎで1回持たず5失点KOにぼう然自失
「イースタン、巨人-日本ハム」(16日、ジャイアンツ球場)
日本ハム・斎藤佑樹投手が、2点ビハインドの六回から登板。1イニング持たず、2/3回で4安打を浴びて5失点KOとなった。
苦しいマウンドだった。先頭八百板に対し、真ん中直球を右越え三塁打。続く加藤には135キロ直球を振り抜かれ、右前適時打を浴びた。さらにモタには左翼線を破られる二塁打で無死二、三塁。湯浅には死球を与え、無死満塁となった。
ベンチが間を取り、仲間がマウンドに集まったが、この後も流れを変えられなかった。山本は二ゴロで1死を取ったが、戸根にはカウント不利な状況から左犠飛で2点目を失った。さらに陽岱鋼には左翼フェンス直撃の適時二塁打。ここで、無念のKOとなった。
斎藤佑は降板後、ベンチに戻ってしばらくぼう然と立ち尽くしたまま。この後、吉川光がウレーニャに3ランを打たれ、斎藤佑は5失点となった。
10年目の今季はファームで結果が残せず、ここまで1軍登板はなし。この日も直球はほとんどが130キロ台を計測し、制球にも苦しんだ。イースタンでの成績は19登板で1勝3敗、防御率9・33。厳しいシーズンとなっている。