楽天・下水流が左キラーぶり発揮の1号 自力CS消滅も「強い気持ちだけ」闘志燃やす
「ソフトバンク7-3楽天」(16日、ペイペイドーム)
楽天・下水流昂外野手(32)が、“左キラー”ぶりを発揮だ。
この日、8月26日以来となる1軍昇格を果たし、「8番・右翼」で今季4試合目のスタメン出場。5点を追う三回無死一塁で、ソフトバンクの助っ人左腕・ムーアの直球を右中間へ運ぶ今季1号2ランを放った。
「しっかり捉えることができた。カウントが良かったので、強引にならないようにと思っていた」と下水流。再び5点差と突き放された直後の四回2死一、二塁でも左前適時打で、首位・ソフトバンクに食い下がる意地を見せた。
この日の敗戦でチームは自力CSの可能性が消滅。それでも下水流は残り19試合の戦いへ「ここまできたら、技術というより強い気持ちだけだと思う」と逆転での上位進出への思いを語った。