楽天・三木監督「このままではいけない」拙攻で8度目の完封負け
「ソフトバンク5-0楽天」(17日、ペイペイドーム)
楽天が投打の歯車がかみ合わず、今季8度目の完封負け。首位・ソフトバンクとの3連戦で痛恨の連敗となり、三木肇監督(43)も「チャンスは何度か作って、選手は必死に戦ってくれたが、結果得点もできず残念な結果となった」と肩を落とした。
初回2死から先発・石橋が柳田に右中間への先制ソロを被弾。1点を追う楽天は四回、ソフトバンク・東浜が制球を乱した隙を突いて1死満塁と攻め立てるが、銀次が遊飛、小郷が一塁ゴロに倒れて無得点に終わった。
2点差とされた五回には先頭の田中和が右前打で出塁も、代打・岡島が二塁への併殺打に仕留められるなど好機を生かせず。流れはソフトバンクへと大きく傾いた。
拙攻から試合の主導権を握れず「チームとして大きなテーマかなと思う」と三木監督。「今日の試合も苦しい展開で、ソフトバンクさんのペースになっている。このままではいけない」とレギュラーシーズンでは最後のソフトバンク戦となる18日の戦いへ、気持ちを向けていた。