高知の剛腕、森木が無念の初戦敗退 150キロ計測もセンバツは絶望的
「秋季高校野球四国大会・1回戦、高松商5-2高知」(24日、高知球場)
最速151キロの高知・森木大智投手(2年)がまさかの初戦敗退を喫した。来春のセンバツ出場は絶望的となった。
「4番・投手」で先発出場した森木だが、序盤から苦しい投球となった。初回先頭打者に四球を与えると、1死一、三塁から4番・安藤康城内野手(2年)に中前に運ばれて失点。二回にも2番・野崎隼斗外野手(2年)、元U15日本代表の浅野翔吾外野手(1年)に連続適時打を浴びた。5回終了時点で3失点、球数も104球に達した。
チームのスピードガンで150キロを記録するなど、ボールは走っていたかに思われたが、七回にも犠飛で1点を失い、九回にさらに1失点。打線も高松商・徳田叶夢投手(2年)を攻略できず、六回の2点にとどまった。