DeNA、仁志氏に来季2軍監督打診 ラミレス監督、退任発表「後悔一切ない」
「DeNA1-2広島」(24日、横浜スタジアム)
DeNAは24日、アレックス・ラミレス監督(46)が今季限りで退任することを発表した。23日に優勝の可能性が消滅。この日の試合後にはラミレス監督と三原球団代表による会見が行われた。
「みんな頑張ってくれたにも関わらず、こういった結果を招いた責任をしっかり取らなければいけないと昨日、三原代表と話をして、辞任することを決めました」。指揮官はいつも通りの柔らかい表情で言葉を並べた。
ラミレス監督の来季について、三原代表は「組織の中に残っていただいて、何かしらのポジションを検討していきたい」と説明。指揮官は「後悔は一切ない」と5年間を振り返り、「これからは日本一のファンの一人に加わりたい」と笑顔を浮かべた。
またOBの仁志敏久氏(49)に来季の2軍監督就任を打診していることがこの日、関係者への取材で分かった。二遊間を担う選手の育成を課題とする中、ゴールデングラブ賞に4度輝いた同氏の指導力が期待される。チームは三浦大輔2軍監督(46)の1軍監督就任が有力となっている。