天理エース・達 まさかの11失点に「力不足を感じた」大阪桐蔭にコールド負け
「秋季高校野球近畿大会・準々決勝、大阪桐蔭11-4天理」(25日、わかさスタジアム)
天理(奈良1位)が大阪桐蔭(大阪1位)に七回コールド負け。来春のセンバツ出場が微妙な状況となった。
プロ注目のエース・達孝太投手が強打の相手打線に捕まり、まさかの11失点。「自分の力不足を感じた。まだピンチで押し切れる真っすぐを持っていない。悔いが残ります」と唇をかんだ。
大阪桐蔭は昨秋の近畿大会決勝でも対戦し、その時は好投。だが、この日は三回に3ランを被弾するなど4失点。2点差に詰め寄った直後の七回は満塁走者一掃の二塁打を打たれるなど、4本の適時打で一挙6点を奪われた。
前日は乙訓(京都2位)相手に1失点完投勝ち。連投について「昨日9回投げて疲れが残ってしまった」と振り返りながら、「今日の自分の調子では大阪桐蔭は抑えられないなと思いました。分かってても打てない真っすぐを身につけたい」とリベンジを誓った。