巨人・原監督くじ6連敗 “恋人”佐藤射止められず
「プロ野球ドラフト会議」(26日、都内ホテル)
巨人の原辰徳監督(62)は4球団が競合した近大・佐藤輝明内野手(21)の抽選に臨んだが、交渉権獲得のくじを外した。通算1勝11敗となり、08年に大田泰示(現日本ハム)を引き当てて以降、6連敗となった。
またしても“恋人”を射止めることはできなかった。オリックス、阪神、ソフトバンクの順でくじを引き、最後の封筒を右手でつかんだが白紙だった。阪神・矢野監督のこん身のガッツポーズをチラ見し、「いやあ、もう、福があってほしいという気持ち一点でした」と残念がった。
外れ1位では最速156キロ右腕の亜大・平内龍太投手(22)を指名。「佐藤君を取れなかったのは残念ですけども、平内君はうちのスカウティングでは将来性ナンバーワン。即戦力の先発、リリーフとしてもいい投手が取れた」。連敗は続いたが、平内を菅野タイプと評価する指揮官は、即戦力右腕を指名できたことを前向きに受け止めた。