東海大甲府が劇的サヨナラでセンバツ当確 相模との「TOKAI」対決を制す
「秋季高校野球関東大会・準々決勝、東海大甲府2-1東海大相模」(27日、ZOZOマリンスタジアム)
東海大甲府(山梨1位)が東海大相模(神奈川1位)との“東海大対決”を制し、来春センバツ出場を当確させた。0-1の九回1死一、二塁から久井峻也内野手(2年)が右翼を襲うと、右翼手の手前で大きく弾んで後逸(記録は三塁打)。一気に二人の走者を迎え入れた。
強豪相手に逆転サヨナラの劇勝で、ナインは歓喜した。母校に土をつけ、村中秀人監督もベンチで力強くガッツポーズ。殊勲打の久井には九回の打席前に外角の真っすぐ狙いを指示し、見事に体現してくれた。「素晴らしいと思います。何も言うことない。言葉が出ない」。号泣する教え子たちを手放しで称えた。