ソフトバンク 3年ぶり優勝も胴上げなし、ビールかけも行わず
「ソフトバンク5-1ロッテ」(27日、ペイペイドーム)
ソフトバンクが3年ぶり19度目、1リーグ時代と合わせると21度目のリーグ優勝を決めた。
新型コロナウイルスの影響で開幕が遅れ、不規則な過密日程となった異例のシーズン。胴上げもなく、マスク姿の工藤監督を中心にハイタッチをかわした。ナインは万歳三唱で歓喜。この後はビールかけもなく、祝勝会も簡素化して行われることになった。
工藤監督は「勝った瞬間は何とも言えないフワフワした気持ち」と笑い、胴上げのない優勝には「みんなと顔を合わせ、勝ったんだなと実感し、ホッとしてます」とうなずいた。
コロナ禍の影響にも触れ、「今年は野球界の開幕も3月20日から6月19日にのび、多くの方が尽力して開幕できた。そしてもうひとつ、医療従事者の献身的な活躍がなければ開幕できなかったかもしれない。多くの勇気をいただき、我々も少しでも元気になってもらおうとした結果が優勝につながった」と感謝した。