巨人・丸 ついにキング1差!史上109人目200号達成
「DeNA5-2巨人」(29日、横浜スタジアム)
狙い澄ました初球を迷いなくフルスイングで捉えた。巨人・丸はプロ1号をマークした思い出の横浜で史上109人目の通算200号を達成。足早にダイヤモンドを回り、ベンチ前で記念ボードを掲げた。
「初めてのホームランもそうですし、1000本(安打)も150号も200号もこの球場なので。何かやっぱり特別な、僕にとって縁起のいい球場なのかもしれないですね」
1点を先制された直後の二回1死。平良の内寄りのスライダーを振り抜き、右翼席にたたき込んだ。「すごくいい手応えでしたね」。2試合ぶりの一時同点に追いつく26号ソロ。ここ6試合で4発目と量産体制で、自身初の本塁打王へ、ヤクルト・村上と阪神・大山に並ぶリーグ2位タイに浮上。トップを走る同僚の岡本に1差と迫った。
だが、1点を追う六回1死満塁の絶好機で空振り三振。4点ビハインドの八回1死満塁では左犠飛に甘んじ、連敗中のチームを救えなかった。「くよくよしていても始まらない」。リーグ連覇へのマジックは「1」。丸は「明日勝って決めたい」と気を引き締めた。