巨人 コロナ禍V 原監督9回舞う 胴上げは裏方スタッフ、ビールかけ、V旅行なし

 リーグ2連覇を達成して胴上げされる原監督。スタッフは手袋を着用している(撮影・堀内翔)
 試合後に原監督と抱き合う菅野(撮影・堀内翔)
 10回、攻撃を前にガッツポーズをする坂本(撮影・堀内翔)
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 「巨人3-3ヤクルト」(30日、東京ドーム)

 巨人が2年連続38回目の優勝を飾った。十回表の段階で優勝が決定。全員がその瞬間、ハイタッチで喜びを表現した。試合終了後は静かに、その喜びをかみしめるように、全員がゆっくりとグラウンドに現れた。原監督は一人一人とハグをかわした。

 原監督は9回宙を舞った。新型コロナウイルス感染防止のため胴上げを担当したのはマスク、手袋を着用した裏方スタッフ。選手は取り囲むようにして万歳などで喜びを表現した。ライトスタンドのファンと万歳三唱した。

 コロナ禍の異質なシーズン。優勝決定後もそれは続く。祝勝会は自粛。恒例のビールかけも行わない。優勝旅行についてもコロナ禍の世界的な終息はいまだに見通せない状況下により開催を見送ることが決まった。

 5年ぶりのリーグ制覇を飾った昨年は12月にハワイで優勝旅行が行われ、首脳陣、選手、裏方の家族らが参加するなど盛大に行われていた。

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