オリックス・山岡2年連続完投勝利締め 今季4勝止まり「もう少し勝ちたかった」
「日本ハム2-3オリックス」(30日、札幌ドーム)
オリックス・山岡は1点リードの九回2死一、二塁のピンチで野村を二飛に打ち取り、今季ラスト登板を完投勝利で飾った。
「最後は完投したいなと思っていた。昨日、(阪神)西さんの完投を見たし」
実は昨季のラストも9月27日・日本ハム戦(札幌ドーム)で完投勝利。2年連続の完投締めとなった。
初回に2点を失うなど「悪かったですね」と調子は最悪。救ったのは観察眼。三、六回と一塁走者の西川をけん制で刺した。
「試合前に西川さんが打撃投手に合わせて盗塁のスタートを切っていた。そのタイミングでけん制を入れたら刺せました」
今季は2試合目で左脇腹を痛めて離脱したため、4勝止まり。「もう少し勝ちたかった。レベルアップしてキャンプに入りたい」と来季のリベンジを誓っていた。