巨人・菅野14勝目 2年ぶり3度目の最多勝ほぼ手中に
「巨人6-4ヤクルト」(31日、東京ドーム)
状態が悪くても、エースの貫禄でゲームメークした。巨人・菅野が5回1失点で14勝目を挙げ、2位の阪神・西勇とは3勝差。2年ぶり3度目となる最多勝のタイトルをほぼ手中に収めた。
制球に苦しむ中でも最少失点に防いだ。三回に連続四球などで満塁のピンチを招くと、宮本への押し出し死球で失点。それでも四、五回は立ち直り「難しい試合ではありました。調子はよくなかったけど、何とか粘り強く投げた」と安どした。
今季は開幕13連勝を飾るなど連覇の立役者となった菅野。昨年は腰痛での離脱もあり「去年と比べて達成感がある」と振り返る。疲労を考慮され、1日にも出場選手登録を抹消される見込み。日本シリーズに向けての調整を進めていく。