楽天、自力CS再消滅…痛恨逆転負けで2位ロッテと2・5差
「ロッテ6-3楽天」(31日、ZOZOマリンスタジアム)
楽天は目指す逆転CSが遠のく今季31度目の逆転負け。痛い敗戦に三木監督も「今日は大事な試合というところで、悔しいですね」と厳しい表情を浮かべた。
四回2死二、三塁からロメロが先制3ラン。連勝の勢いが加速するかと思われたが、2点リードの六回に暗転する。先発・石橋が無死二、三塁から角中の遊ゴロの間の1点と中村奨の中前適時打で同点とされ、降板した。
さらに2番手・酒居が乱調。1死一、二塁から菅野に右翼線への2点三塁打で勝ち越しを許すと、1死三塁で続く福田秀の投ゴロを酒居が「少し急ぎすぎた」と本塁に悪送球。追加点を奪われ、試合の流れを一気に失う結果となった。
三木監督も「競った試合ではあのプレー、あの1球となることが多い。チームとして意識して取り組まないと」と話した。2位・ロッテとは2・5差に広がり、前日復活した自力CSの可能性が再び消滅も「前に向かって、下を向かないでやることが大事になる」と三木監督。残り6試合に全力を傾けていく。