早実が8強 清宮福太郎は貢献も「もっと打たないと」次戦は二松学舎大付
「秋季高校野球東京大会・3回戦、早実7-1大森学園」(1日、ダイワハウススタジアム八王子)
日本ハム・清宮幸太郎内野手の弟である早実・福太郎内野手(2年)は1安打1打点で8強入りに貢献した。1点を先制した初回1死二塁での第1打席。センターから逆方向の意識で相手投手の横を鋭く抜ける強烈な打球を中堅へ運び、貴重な2点目を生み出した。
大観衆の中で第2打席以降は1四球こそあったが、八回2死満塁で右飛に倒れるなど緩急を織り交ぜた攻めに苦しんだ。次戦の相手は二松学舎大付。兄も高1秋に対戦し、延長10回にサヨナラ負けした強豪だ。「自分がもっと打たないとこれから先というのは全部強いチームなので。もっと自分が打たなきゃ勝てないと思います」。4番として、主将として力を込めた。