早実・清宮弟が強烈タイムリー 次戦の準々決勝で兄のリベンジだ
「秋季高校野球東京大会・3回戦、早実7-1大森学園」(1日、ダイワハウススタジアム八王子)
日本ハム・清宮幸太郎内野手(21)の弟で、早実・清宮福太郎内野手(2年)が1安打1打点で8強入りに貢献した。初回に1点を先制し、なおも1死二塁での第1打席。「低い打球を打ってつなごう」と中堅へ狙い通りの適時打でこだわりを持つ打点を稼いだ。
約2500人の観客を前に強烈な当たりを披露した。好機で打席を迎え、ファーストストライクを見逃さず。間近で体感した相手投手が「打球の音が全然違って。びっくりしました」と、驚くほどの鋭さであっという間に外野へと到達した。
来春センバツ切符獲得へ難敵が待ち受けている。次の相手は二松学舎大付。兄も15年秋に敗れた強豪だ。「もっと自分が打たなきゃ勝てない」と福太郎。4番として、主将として強い覚悟で臨む。