田沢純一「野球がしたくなるのか、それとも身を引くのか」球団YouTubeで語る
BCリーグの埼玉武蔵ヒートベアーズ所属の田沢純一投手(34)が2日、球団の公式YouTubeチャンネルに出演し、ドラフト会議で指名がかからなかった後の心境や、今後について語った。
NPB(日本野球機構)球団からの指名がなかったことを受け、「自分に力がなかったってことがすべてだと思う」とし、「それを真摯に受け止めて」、次に向かって進んでいくとした。
今後については未定とした上で、「しばらく考えた上で、また野球がしたくなるのか、それとも身を引くのか。そういったことも踏まえて考えていきたいと思います」と考えを語った(以上、田沢の談話は、2日に投稿された田沢についての「ドラフト後の近況について」の動画より引用)。
09年から米国でプレーした田沢は今年3月にレッズを自由契約になり、7月にBCリーグ埼玉武蔵入りを発表した。その後、NPB側が、日本のドラフト指名を拒否して外国のプロリーグでプレーした選手とは一定期間契約できない、とする、いわゆる“田沢ルール”を撤廃。ルールの上では、田沢はNPBの球団からドラフトで指名されうる状況が整っていた。しかし、育成契約を含めて田沢を指名する球団はなかった。
田沢は球団の公式YouTubeで、指名が入らなかったことについての思いや、埼玉武蔵でプレーした日々についてインタビュー形式で語っている。