ヤクルト 内川獲り参戦!GM「まだまだ十分にいける」得点力不足解消へ
ヤクルトの小川淳司GMが2日、ソフトバンク退団が正式発表された内川聖一内野手(38)の獲得に乗り出す意向を表明した。都内で取材に応じ、「興味はあります」と話した。中日なども調査に乗り出す見込みで、複数球団による争奪戦に発展する可能性もある。
今季は1軍で出場機会がなかった内川だが、打率・327をマークした2軍成績はくまなくチェック。小川GMは「右打者として、あれだけの技術を持っている人はうちにはいない」と、通算2171安打を放っているベテランを評価する。
ヤクルトは2年連続の最下位が決定。高津監督が推し進める投手再建の中、440得点、104本塁打はともにリーグ5位と打線も精彩を欠いた。主軸の右打者は山田哲一人という補強ポイントにも合致する。
内川は横浜(現DeNA)時代の08年、ソフトバンクでも11年に首位打者を獲得するなど実績は申し分ない。同GMは「まだまだ十分にいけるんじゃないか」と判断。正式な交渉はこれからだが、得点力不足を解消すべく、内川獲りに参戦する。