パ・リーグし烈タイトル争い 楽天・涌井「3球団最多勝」なるか
セ・パ共に熾烈(しれつ)なタイトル争いは佳境に入ってきた。
パ・リーグでは特に打撃部門は吉田正(オリックス)VS柳田(ソフトバンク)のバットマンレースが熱を帯びている。
打率は吉田正が・351でトップ。対して柳田は・344。ただ、最多安打争いは両者142安打で並んでいる。これまで吉田正が単独トップを走っていたが、10月31日に柳田が追い付いた形だ。
投手部門は、最多勝争いで涌井(楽天)がトップの11勝。2位は、千賀と石川のソフトバンク勢で共に10勝となっている。涌井は西武時代の07、09年、ロッテ時代の15年に同タイトルを獲得。今回も獲得となれば、NPB史上初の“3球団最多勝”の達成となる。