西武・松坂が現役続行へ 来季も契約の方針
西武が松坂大輔投手(40)と来季の契約を結ぶ方針であることが2日、関係者への取材で分かった。14年ぶりに古巣に復帰した今季は7月に頸椎(けいつい)の手術を受けて1軍登板がないが、球団は体の状態が整えば戦力になり得ると判断した。
松坂は新型コロナウイルスの感染拡大により外出を自粛していた5月ごろから首の痛みと右手のしびれが強まり、原因となった頸椎の手術に踏み切った。現在はリハビリ中で実戦登板できる状態には戻っていないが、投げられる限り現役を続ける意向を示していた。
プロ野球通算218試合で114勝65敗1セーブ、防御率3・04。大リーグでは通算158試合で56勝43敗1セーブ、防御率4・45の成積を残している。
また、内海哲也投手(38)とも契約を更新する方針。巨人から加入した昨季は左前腕を痛めて登板がなかったが、今季は9月2日のロッテ戦で移籍後初勝利を挙げた。