プロ野球 来季満員開催は「可能」専門家が科学的データを元に言及
日本野球機構(NPB)とJリーグが合同で立ち上げた新型コロナウイルス対策連絡会議が2日、オンラインで開かれ、専門家チームの三鴨廣繁氏が来年の観客動員について言及した。私見として「私自身は来季以降は100%でやってほしいと思っているし、そのためにはどうすればいいかを考えている最中。それは可能だと思っている」と科学的データを基に、満員を想定する段階に入っているとした。
また、阪神で9月下旬に起きた複数感染の事例について、疫学の専門家による追加報告があった。会食の際、店の状況を把握した上で選定する必要性などが指摘されたほか、球団が発症者が出た際、全員に対しPCR検査を行ったことに「拡大を防ぐ上で有用だった」と評価された。