西武から戦力外の相内誠は引退を発表「新たな道を歩んでいきたい」

 西武から戦力外通告を受けた相内誠投手が3日、コメントを出した。現役は引退し、「新たな道を歩んでいきたいと思います」とした。

 相内は12年ドラフト2位で入団したが、トラブル続きで注目を集めた。今年は新型コロナウイルスによる緊急事態宣言中の4月にゴルフ場へ外出。同僚の佐藤龍世内野手が運転する自家用車に同乗し、法定速度を超える速度違反が発覚した。この事実が明らかになった8月以降は無期限対外試合出場禁止及びユニホーム着用禁止の処分を受けた。

 12年ドラフト指名直後は入団前に仮免許運転違反。14年には未成年の飲酒、喫煙が発覚し、6カ月間の対外試合出場停止等の処分を受けた。成績は伸び悩み、プロ通算21登板で0勝7敗、防御率10・05だった。

 相内は球団を通じての談話で、「これまでライオンズに在籍させていただき、一番印象に残っている試合は昨年の4月25日の千葉ロッテマリーンズ戦です。(勝利投手の権利を得て降板したが)自分の中では一番の投球をすることができたと思います」と振り返った。

 ファンに対しては、「こんな自分を応援していただき、本当にありがとうございました、と伝えたいです」と感謝。今後について、「野球は引退し、また新たな道を歩んでいきたいと思います」と結んだ。

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