日本ハム・吉田輝自己ワースト8失点 栗山監督「真っ直ぐが使える状態じゃない」
「西武10-3日本ハム」(4日、メットライフドーム)
日本ハムは敵地で3連敗。打線は西武を上回る12安打を放ったものの、序盤の大量失点が響いた。
先発の吉田輝は2回をプロ入り後ワーストとなる8失点で降板。初回は、守備の連携ミスもあり不運な形の適時打を許すと、その後は押し出し四球も含む4失点の立ち上がり。二回もスパンジェンバーグの15号3ランなどで失点を重ねた。
大差を追う苦しい展開となった三回には、2年目の野村が7月5日のソフトバンク戦(札幌ドーム)以来となる3号2ランを放った。さらに清宮も今季2度目の猛打賞をマーク。来季につながる若手の活躍もあった。
栗山監督は、今季最終登板だった吉田輝について「真っすぐで行きたくても、真っすぐが使える様な状態じゃない。でもここが課題」と指摘。野村については「よかったね。守りでもミスをしてくれているし、すごくいいね。若い人たちはミスをしないと覚えないから。これを生かしてくれると思う」と期待していた。