ソフトバンク・千賀 通算1000奪三振!野茂超え史上2位のスピード

 「ロッテ0-2ソフトバンク」(4日、ZOZOマリンスタジアム)

 節目の記録に達したのは三回2死だった。荻野にフルカウントからの7球目。ソフトバンク・千賀はカットボールで空振り三振を奪った。この瞬間、野茂(近鉄)の871回を大幅に上回るパ・リーグ最速の855回1/3で通算1000奪三振に到達した。

 「リーグ最速だということは知っていた」という右腕は「素直にうれしく思います。試合で投げさせてくれた首脳陣の方々とコンディショニング担当とトレーナーの方々に感謝しています」。右前腕部の張りで出遅れたシーズンでの快挙。サポートをした周囲に改めて頭を下げた。

 初回以来となる得点圏に走者を置いての投球になった七回2死二塁には、福田秀からフォークで空振り三振。ここで今季の規定投球回(120回)に到達した。

 8回2安打、9奪三振、無失点。リーグトップに並ぶ11勝目、149奪三振に、防御率2・16は同単独トップと投手3部門でタイトルに大前進。

 「いい投球をすることを心掛けたので、できて良かった。三振を9個取れて、ひと安心している」と千賀。それでも満足感を漂わせたのは一瞬だけ。「これからもっと大変な試合がやってくるので、頑張ります」とポストシーズンへ切り替えを図った。

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