楽天CS進出消滅 配置転換プラン浮上、三木監督の退任も
「オリックス8-7楽天」(4日、京セラドーム大阪)
楽天・三木肇監督(43)が監督職を退任し、配置転換となるプランが浮上していることが4日、分かった。来季の続投案とともに検討され、シーズン全日程終了までに方向性が決定される見込みだ。
昨季は2軍監督を務めた三木監督は、昨オフに1軍監督へ就任。石井GMは「バントやスクイズの精度、先の塁への意識改革が長くある課題」と話し、チーム改革を託した。
球団は選手の走塁への意識改革や若手コーチの成長など、その手腕を評価。一方で将来の常勝チーム作りへ、複数年契約を結ぶ三木監督を監督職に縛らず育成能力を生かす方法も模索する考えだ。
この日の敗戦で2年連続のCS進出を逃し「申し訳ない気持ちでいっぱい」と三木監督。悔しさを胸に、既成概念にとらわれずチームを前に進めて行く。