巨人 リクエスト判定で覆るもサヨナラ負け 9試合目の延長戦で初の敗戦
「広島5-4巨人」(5日、マツダスタジアム)
巨人が今季9度目の延長戦で初めて敗れた。
4-4の延長十回1死一、二塁から西川が右前打を放った。代走で出場していた曽根が二塁から本塁に突入。松原からワンバウンド返球でセーフと判定。原監督がリクエストを要求し判定はアウトと覆った。しかし、2死満塁から松山に中前適時打されサヨナラ負けを喫した。巨人は今季8度の延長戦でいずれも勝敗が決しなかったが、9試合目で初の敗戦となった。
勝ちきれなかった。2リードの八回、高梨が乱調で1死から3連続四死球で満塁とし会沢に左前2点適時打を許し追いつかれた。
延長十回に途中出場の重信が左前打で出塁も続く代打若林が遊ゴロ併殺打、続く炭谷も倒れ勝ちがなくなった。
2点を追う六回無死一塁から通算2000安打にあと3本と迫る坂本が3ボールから左中間席へ18号同点2ランを放った。4、5打席目は四球で偉業達成は7日以降に持ち越された。
同点の七回には、2死から坂本の四球を足がかりに岡本の右中間二塁打で勝ち越し、続く丸の左前打で加点したが、リードを守れなかった。