日本ハム・清宮 真の大砲になれ!栗山監督「候補じゃだめ」来季巻き返しへ長打力求む
日本ハムの栗山英樹監督(59)が7日、2年連続Bクラスに沈んだ今季の低迷の一因に貧打を挙げた。来季の巻き返しには長打力の必要性を訴え、清宮には「(大砲)候補じゃだめ」と真の大砲になることを期待した。
残り1試合のチームは、優勝したソフトバンクと本塁打数で30本以上、長打率では6位・オリックスを下回る。助っ人のビヤヌエバらの不発も響いたが、“大砲候補”と期待された清宮が自己最多の96試合出場で打率・190、3年連続の7本塁打にとどまったことも誤算だった。
栗山監督は巨人・阿部(現2軍監督)ら名だたるスラッガーの現役時代を振り返り、「基本的には大学生で22、23歳」と頭角を現した年齢を指摘。来年5月に22歳になる背番号21は、試金石の一年で真価を発揮できるか。