来秋ドラフト候補で最速151キロ右腕の共栄大・小向が8回10奪三振
「関東地区大学野球選手権・1回戦、共栄大1-0白鴎大」(9日、横浜スタジアム)
共栄大が延長十回タイブレークで初戦を突破した。来秋ドラフト候補で最速151キロ右腕の共栄大・小向直樹投手(3年・桶川)が8回無失点と好投。自己最速にあと1キロと迫る速球を軸に攻め、10三振を奪った。
初回から飛ばした。第1球から150キロを計測すると、2死後の3番にも大台に乗った直球で空振り三振。「伸びもよくてスピードもある程度出ていた」と身長185センチから放たれる角度のあるボールで押し、課題の立ち上がりを乗り切ると波に乗った。
10日は首都大学リーグ王者・日体大との対戦が待ち受ける。この日は125球を投げたが、「明日もいく機会があったら絶対抑えるという気持ち」と連投も辞さず。142キロだった高校時代から急成長した長身右腕が強敵連破を狙う。