ソフトバンクが有終の美 千賀3冠 石川2冠 柳田が最多安打、周東は盗塁王

 ソフトバンク・周東
3回、2ランを放ち、ナインに迎えられるソフトバンク・柳田=ペイペイドーム
4回から2番手で登板したソフトバンク・石川=ペイペイドーム
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 「ソフトバンク6-2西武」(9日、ペイペイドーム)

 3年ぶりにパ・リーグ制覇したソフトバンクが最終戦で快勝し、73勝42敗5分け、勝率・635でシーズンを終えた。14日からは本拠地に2位・ロッテを迎え、日本シリーズ出場権をかけてクライマックスシリーズを戦う。

 1点を追うソフトバンクは三回、松田の13号ソロで同点とし、1死から周東が四球で出塁。中村晃の2球目に二盗を決めシーズン50盗塁とした。2死三塁から柳田が左翼席へ29号2ランを放ち勝ち越した。

 四回から登板した石川が3回無失点でハーラートップタイの11勝目を挙げた。

 四回には2死満塁から周東の2点適時内野安打で加点した。

 個人タイトルは打者部門で柳田が最多安打(146本)、周東が最多盗塁(50個)、投手では千賀が最優秀防御率(2・16)、最多勝(11勝)。最多奪三振(149)の3部門、石川が最多勝(11勝)、最高勝率(・786)の2冠、モイネロが最優秀中継ぎ投手(40HP)に輝いた。

 8日に3位が確定した西武は1分けを挟んで3連敗、58勝58敗4分け、勝率5割で全日程を終えた。

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