楽天・涌井が史上初の3球団で最多勝 パ・リーグ個人タイトル決まる
パ・リーグ公式戦が9日、全日程を終了し主要個人タイトルが確定した。楽天・涌井秀章投手は西武時代の2007、09年、ロッテ時代の15年そして楽天移籍1年目の今季と史上初の3球団で最多勝を獲得した。
3年ぶりにリーグ制覇したソフトバンクでは、千賀滉大投手が最優秀防御率、最多勝、最多奪三振の3冠、石川柊太投手が最終登板で11勝目を挙げ最多勝、最高勝率の2冠を手にした。
チーム順位は8日までに確定しており、14日から優勝したソフトバンクと2位・ロッテがペイペイドームで日本シリーズ出場権をかけてクライマックスシリーズで戦う。
◇打者
◆首位打者 ・350 吉田正尚(オリックス)初
◆本塁打王 32本 浅村栄斗(楽天)初
◆打点王 108打点 中田翔(日本ハム)4年ぶり3度目
◆最高出塁率 ・465 近藤健介(日本ハム)2年連続2度目
◆最多安打 146本 柳田悠岐(ソフトバンク)初
◆最多盗塁 50個 周東佑京(ソフトバンク)初
◇投手
◆最優秀防御率 2・16 千賀滉大(ソフトバンク)初
◆最多勝 11勝 千賀滉大(ソフトバンク)初、石川柊太(ソフトバンク)初、涌井秀章(楽天)5年ぶり4度目
◆最高勝率 ・786 石川柊太(ソフトバンク)初
◆最多奪三振 149個 千賀滉大(ソフトバンク)2年連続2度目、山本由伸(オリックス)初
◆最多セーブ 33S 増田達至(西武)初
◆最優秀中継ぎ投手 40HP モイネロ(ソフトバンク)初