オリックス 吉田正が首位打者 山本が最多奪三振のタイトル獲得
パ・リーグの全日程が終了。オリックスからは吉田正尚外野手が初の首位打者、山本由伸投手が初の最多三振奪取投手のタイトルを獲得。2人が喜びのコメントを寄せた。
吉田正尚外野手
「まずはじめに、新型コロナの影響で異例のシーズンとなりましたが、最後まで無事に試合ができたのはプロ野球関係者のみなさんはもちろん、医療従事者のみなさん、プロ野球ファンのみなさん全員のおかげだと思います。本当にありがとうございます。
昨年はこの部門で2位という結果だったので、リスペクトする選手たちと高いレベルで争った初めてのタイトルを素直にうれしく思います。
今年も大きなケガなく120試合出られたこともよかったと思いますし、いいコンディショニングで試合に臨めるように、ケアをしてくれたトレーナーさん、自分の体調にも気を使っていただいた首脳陣のみなさんには感謝のことばしかありません。
チームとしては残念な結果になってしまいましたので、来年はさらなる高みを目指して、より一層チームの勝利に貢献するバッティングができるようにがんばります」
吉田正は120試合全試合に出場し打率・350、14本塁打、64打点。
山本由伸投手
「まずは今年、新型コロナウイルスの影響がある中で、シーズンを最後まで行えたこと、プロ野球を支えてくださった関係者の皆さまや、ファンの皆さまに感謝したいと思います。
このタイトルを獲得できたことはとても光栄ですし、本当にうれしく思っています。
今シーズンは不調の時期もありましたが、しっかりと自分を見つめ直して、1つ1つ積み重ねてきたことが、今年の成績につながってくれたんだと思います。
今年はチームが最下位という悔しい成績に終わってしまったので、来年はチームの勝ちにつながるピッチングを1試合1試合積み重ねていきたいです。
そして、その先に個人のタイトルも獲れるように、また1つ1つレベルアップしていきたいと思います」
山本は18試合に登板し8勝4敗、防御率2・20、149奪三振。