日本ハム・有原&西川メジャー挑戦へ 強い意志昨年から変わらず

 日本ハムの有原航平投手(28)、西川遥輝外野手(28)が9日、今季の全日程が終了したことを受け、今オフのポスティングシステムを利用した米大リーグ移籍の意思を球団に伝えることを明かした。両者とも昨年の契約更改時にも大リーグ挑戦の意思を公言しており、今回は球団側も認める可能性が高い。

 夢への思いは一切揺るがなかった。有原にとってMLB挑戦はプロ入り前から抱く大志。「僕自身はそういう風な気持ちでやってきた。変わらないです」。力強い口調で自らの思いを口にした。

 西川も、日本一になった16年オフからメジャー挑戦の願いを球団に伝えてきた。順調にいけば21年にも海外FA権を取得できる見通しだが、「いろんな候補がありますけど、第一はそう考えています。ぶれずに1年間やってきた。その夢は持ち続けている」と変わらぬ胸中を明かした。

 今季、西川は中田から主将を引き継ぎ、有原も投手キャプテンとしてチームを支えた。5位に終わったとはいえ、西川は4年ぶりに打率3割超えをマークするなど攻守で活躍。有原も昨季の15勝には及ばないが、チームトップタイの8勝を挙げて実力を示した。

 吉村GMは、今後球団側との話し合いを経て方向性を決めていくとし、「こういう時期なので、踏み込んでお話しできない」と言及を避けた。

 申請手続き期間は8日から始まり12月12日に締め切り。仮に投打の大黒柱の流出となればチームにとっては大きな痛手だが、これまでの2人の貢献度の高さを球団側も認めており、ポスティング制度の利用を承認する可能性は高いとみられる。

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