ソフトバンク・周東 最終戦で50盗塁!球界4年ぶり 育成出身選手が盗塁王に!
「ソフトバンク6-2西武」(9日、ペイペイドーム)
数々の「いだてん伝説」を今季打ち立ててきたソフトバンク・周東が、育成ドラフト出身選手初の盗塁王に輝いた。三回に今季50盗塁目となる二盗に成功。球界では2016年にオリックス・糸井、西武・金子が53盗塁をマークして以来4年ぶり、チームでは11年の本多(現内野守備走塁コーチ)以来、9年ぶりの大台だ。
「あと一つなので。49(盗塁)で終わりたくない。50で」。8日の練習後、強い口調で言い切っていた。有言実行の“快盗”だ。
「50はいけよ。49と50で終わるのでは違うから」。11月3日のロッテ戦前、本多コーチからハッパを掛けられた。2度の盗塁王に輝き、通算342盗塁をマークした「師匠」の期待に応えた。
7月が終わるまでわずか2盗塁ながら8月以降は3カ月連続で2桁盗塁をマーク。3年ぶりのリーグ優勝への立役者となった。