由規「燃え尽きるまで挑戦する!」SNSで退団報告 現役続行決意 楽天には感謝
楽天を退団した由規投手が10日、自身のSNSを更新。楽天退団をファンに報告し、現在の心境をつづった。
「皆さん、ご報告が遅れてしまいましたが、先日、来季構想外を伝えられ楽天イーグルスを退団することになりました。
一昨年、ボロボロで全く投げられない状態から拾っていただき、ここまで元気に投げられる状態まで支えてくださった事、昨季最終戦では生命パークでの登板機会を作ってくださった事、地元仙台の地で野球が出来た事、楽天球団にはそして球団関係者の方々には感謝しかありません。」
楽天への感謝の思いを示し、今後に向けて決意表明した。
「今後については、自分の中で肉体的にも精神的にもまだまだ投げられるということから現役続行を希望し他球団からの話を待つつつトライアウト参加を考えています。
燃え尽きるまで挑戦する!
その気持ちを強く持ち、現役続行へ向けて練習していきたいと思います。」
あらためて現役続行をへの強い思いを記した。
最後には「ヤクルト時代から変わらず応援してくださる方や、楽天ファンの方、支えて応援してくださる全ての方の為にもまだまだ走り続けますので、今後も応援を宜しくお願いします!」とファンへの感謝と変わらぬ応援をお願いした。
由規は仙台育英から07年高校生ドラフト1巡目で5球団の指名を受けた末、ヤクルト入り。1年目の08年に1軍デビューを飾り、9月6日の巨人戦で6回2安打3失点で初勝利を挙げた。10年には12勝9敗の成績を残した。
11年以降は右肩痛との戦い。13年には右肩を手術。12年以降は1軍登板がなく15年オフには育成選手契約に移行した。16年7月に支配下登録選手に復帰し、2勝を挙げた。18年は1軍で開幕を迎えたが、シーズン中に右肩の違和感を訴え離脱した。
18年オフに戦力外通告を受け、楽天と育成契約した。19年7月に支配下契約に移行。本拠地最終戦の9月26日に九回1イニングを投げて無安打無失点2三振。だが、今季は1軍での登板はなかった。
1軍通算91試合32勝36敗、防御率3・66だった。