楽天からドラフト１位指名を受けた早川隆久投手（２２）＝早大＝が１０日、都内の同大施設で石井一久ＧＭ（４７）、後関昌彦スカウト部長（５７）らから指名あいさつを受けた。

　指名あいさつを終えて石井ＧＭは「好青年で、社会人として、一プロ野球選手として、しっかりと僕たちがサポートしていくことが責任だなとあらためて感じた」と話した。

　さらに「僕の願望として、楽天カードの顔になってもらいたい。イーグルスの選手で個人が表紙（デザイン）になることができていないので」と独特の表現で期待値を表した。

　これまで楽天のクレジットカードでは、ヴィッセル神戸の元スペイン代表ＭＦ・イニエスタが単体でデザインされたことはあるが、楽天イーグルスの選手単体がデザインされた例がない。

　「イーグルスでは早川選手になっていただけるぐらい活躍してほしいし、サポートしていきたいと思う」と世界のスーパースターと並ぶ存在へという期待を込めてエールを送った格好だ。

　指名あいさつを受けて「やっと新たな一歩を踏み出す第一歩に近づいていると思う。プロ野球の世界に飛び込めるという気持ちになった」と話した早川。石井ＧＭのエールに対しても「球団を代表する投手になるとともに、球界を代表する投手になりたい」と意気込みを示した。