西武・ニール「来年は今年以上の結果を」ギャレットとともに帰国へ
西武は10日、ザック・ニール投手とリード・ギャレット投手が同日に米国へ帰国すると発表した。
ニールは6勝に終わったシーズンを振り返り、「今年は(新型コロナウイルスの影響で)今までにないような変わったシーズンだった。個人的にもなかなか思うようにいかなかったよ。厳しいシーズンだったし、大変な時期が多かったね」とコメント。一方で、先発としてはチーム2位の112イニングを投げ、「そんな中でも何とかシーズンを戦い抜くことはできたし、ローテーションを回ることができた。最後まで怪我なく終わることができたのは良かったね。今年の課題はオフに修正するよ」と、視線を来季に向けた。
ファンへ向けて、「そしてライオンズファンは、大きな後押しをしてくれた。ありがとう。最後まで信じて応援してくれて感謝しています。来年はクライマックスシリーズ、そして日本シリーズと今年以上の結果を残せるように頑張るよ!」と誓った。
ギャレットは49登板で3勝2敗、防御率3・10。リリーフ右腕として来日1年目で奮闘し、「今年は物すごくタフなシーズンだったと思います。家族に会えず寂しい気持ちもあったが、その中でいいスタートを切ることはできたね。ただ、途中に調子を崩してしまい、苦しい時期もあった。終盤は状態が良く、それなりにいい投球ができたかなと思うよ」と振り返った。
続けて、「ライオンズファンには、『まずは1年間、応援してくれてありがとう』と言いたい。今年は難しいシーズンだったけど、応援が力になったよ。自分にとって日本での初めてのシーズン。キャンプの初日から僕が思っていた以上に皆さんが温かくてうれしかったよ。感謝しています」と締めくくった。