ヤクルト 山田哲、石山、小川の3選手がFA権に言及 山田哲「じっくり考えたい」
「ヤクルト3-7広島」(10日、神宮球場)
ヤクルトが最終戦に破れ、コロナ渦の中で戦った激動の2020年シーズンが終了。今季FA権を取得し、動向が注目される3選手が球団広報を通し、コメントを出した。
まずは3度のトリプルスリーを達成するなど、チームの主軸を担う山田哲人内野手だ。今季は4年ぶりに上半身のコンディション不良で1軍を抹消されるなど、94試合の出場にとどまった。打率は・254。12本塁打、8盗塁と本来の輝きを見せることができなかった。
山田哲は「FA権を取得して、ここまで野球を続けられたことと支えていただいた方に感謝致します。入団して一生懸命プレーをしてきて、自らの身の振り方をじっくり考えるのも初めてですのでじっくり考えたいと思います」と話した。
また2年ぶりの20セーブに到達した燕の守護神・石山泰稚投手は「今まで僕に関わっていただいた方に感謝し、これまで指導してくださった方々の教えを守り、しっかり方向性を決めたいと思います」とコメントした。
5年ぶりの二桁勝利に到達した小川泰弘投手は「いろいろな方に支えられながらFA権を取得することができました。野球人生の分岐点になると思いますので、じっくり考えたいと思います」と語った。