西武V奪還へ「脱三振」 辻監督「粘り強くならないと」

 4年ぶりにCS進出を逃した西武が13日、カーミニークフィールドで秋季練習を開始し、辻発彦監督(62)はV奪回の決意を新たにした。「(今年は)得点力がなかったので、来年は少ないチャンスで点を取らないといけない。一人一人が課題を持って、意味のあるキャンプにしないといけない」。例年のような宮崎・南郷での秋季キャンプは行わず、本拠地での“キャンプ”になる。

 打撃面では「脱三振」を掲げた。パ・リーグタイ記録となる6試合連続2桁三振を喫するなど、今季はリーグワーストの956三振。指揮官は「追い込まれてからのバッティング。簡単に三振しない、球際に強くなる。淡泊にならないように粘り強くならないと。出塁することで打線としてつながっていく」と話した。

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