東海大菅生・小池Jr.がV打で決勝へ 父はDeNA小池正晃コーチ
「秋季高校野球東京大会・準決勝、東海大菅生7-5関東第一」(14日、神宮球場)
DeNA・小池正晃2軍外野守備走塁コーチ(40)の長男である東海大菅生・祐吏内野手(1年)が決勝打を放ち、2年ぶりの決勝進出へと導いた。同点で迎えた八回2死一、二塁の好機。「狙っていました」と初球を左前へ運び、一塁ベースを回ったところで力強くガッツポーズした。
父から学んだ姿勢を体現した。「お父さんは高校の時に、とにかく来たらフルスイングすると決めていたらしくて」。前日13日に「『お前も頑張れよ』と言われました」と電話でのエールに結果で応えた。15日の日大三との決勝に勝てば、来春センバツ切符をほぼ手にする。父は高校時代に甲子園春夏連覇を経験しており、「自慢話ばっかなんですよね(笑)」と祐吏。親子2代での聖地出場をかなえる。