沢村メジャー挑戦も 中大時代からの夢…ロッテでの復活で加速

 「パCS・第2戦、ソフトバンク6-4ロッテ」(15日、ペイペイドーム)

 ロッテ・沢村拓一投手(32)が、来季の米大リーグ移籍を視野に入れていることが15日、明らかになった。

 中大時代もメジャーへの夢を抱き、それはプロ入りしても全く変わらなかった。巨人では不振にあえいだが、今季途中の9月にロッテにトレードで移籍し、剛速球と高速スプリットを武器にセットアッパーとして躍動。10月に海外FA権の資格取得条件を満たした。

 現在沢村は、前田健太(ツインズ)、平野佳寿(マリナーズ)らメジャーリーガーと同じマネジメント会社に所属。同社は米国大手の代理人事務所「ワッサーマン・メディア・グループ」と深いつながりがあり、海を渡る決断をすればスムーズに準備を進められる。

 米国ではすでに複数の球団が沢村に興味を持っているという報道もされており、「彼は今冬、無制限FA(海外FA)になるのでポスティングシステムの対象にはならない」と伝えられている。

 2連投したCSでチームが敗退後、沢村は「今は正直、悔しい気持ちの方が大きいです」と唇をかんだ。海外FA権を行使すれば大リーグ球団による争奪戦になる可能性が高いが、「(海外FA権の行使は)終わったばかりなので、これからゆっくり考えます」と話した。日本を代表する豪腕の“決断”に注目が集まりそうだ。

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