山中浩史投手が現役引退を表明 ヤクルトを戦力外「悔いはない」

 ヤクルトを戦力外になった山中浩史投手(35)が16日、現役引退を表明した。今季は6試合の登板で1勝2敗、防御率5・52で「次のキャリアを考えた方がいいのかなと思った。やり切ったので野球に悔いはない」と語った。

 熊本・必由館高から九州東海大、ホンダ熊本を経て2013年にドラフト6位でソフトバンクに入団し14年途中にトレードでヤクルトに加入。右下手投げで通算92試合に登板し17勝26敗、防御率4・33をマークした。一番の思い出には15年6月12日の西武戦でのプロ初勝利を挙げ「牧田さん(和久=現楽天)とアンダースローで投げ合って勝てた。思い出深い」と話した。

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