NPB、コロナ禍でも事業収支8億9000万円黒字 コミッショナー「予想以上」

オーナー会議に臨む各球団のオーナーら(代表撮影:NPB/BBM2020)
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 日本野球機構(NPB)の社員総会と12球団オーナー会議が18日、開かれ、総会では2019年度(19年10月から20年9月)の事業収支が8億9000万円の黒字となったことが報告された。支出が48億9000万円で、収入が57億8000万円だった。

 今期で9年連続の黒字を確保。収入で大きく伸びたのはロゴ使用料などが含まれるゲーム管理手数料で、プロ野球の斉藤惇コミッショナー(81)は「予想以上」と説明。また、昨秋のプレミア12の業務委託料も収入増の要因となった。

 オーナー会議では来年の議長にオリックス・宮内オーナーを全会一致で選出。女性初の議長として任期を務め上げたDeNA・南場オーナーは「12球団一緒に乗り越えるという一致団結した1年。苦しかったが拾い物も多かった」と総括した。

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