西武・後藤オーナー、松坂の本拠地登板「見たい」
西武の後藤高志オーナー(71)は18日、松坂大輔投手(40)の来季完全復活を熱望した。東京都内のホテルで開かれたオーナー会議に出席後、辻監督や渡辺GMからシーズン報告を受けた。7月に脊椎内視鏡頸椎(けいつい)手術を受け、来季も現役続行する松坂について「大いに期待している」と話した。
松坂は今季1軍登板なしに終わったが、後藤オーナーは「せっかくライオンズに戻って、ユニホームを着たわけだから、来季は松坂の投げる姿を(メットライフ)ドームで見たい」と登板を待ち望んでいる。
また、改めて辻監督に来季の続投を要請。「非常に苦しいシーズンではあったが、Aクラスを確保して、よくやってくれた」と評価した。3年かけた本拠地の改修工事も終了。来季V奪還への期待は高い。補強にも前向きで「選手補強でケチったことは一切ない。再度リーグ優勝、そして日本一を狙えるチームづくりに西武グループを挙げて全面的にサポートしていきたい」と力を込めた。