元ＤｅＮＡ監督の中畑清氏（６６）が２２日、ＴＢＳ「サンデーモーニング」に出演。ＤｅＮＡの新監督に就任した三浦大輔氏（４６）に関して、実は中畑氏が２０１５年オフに監督退任した際に、三浦氏が後任となるはずだったと明かした。

　中畑氏は「私が監督やってる時から、私の次は大輔おまえだぞというふうに会話もしてたんですよね。それは裏では決定事項だったんですよね」「大輔が次にやるのは既定路線、本人も納得してたんですけど」と語った。

　１５年オフについて、中畑氏は「最終的に僕、もう１年やる可能性もあったんですけど、それを辞退して辞任したんです」と説明。しかし「本人がもう１年現役をやりたいと言うんで、実現しなかったんです」と語った。

　１６年から今季まではラミレス監督が務め、三浦氏は１６年まで現役、１９年に投手コーチ、今季は２軍監督を務めた。

　中畑氏は、先日に三浦氏から「現場復帰することになりました」と電話があったことを明かし「復帰じゃないよ！もう遅いんだよ馬鹿野郎！って。今じゃない、とっくにやってなきゃいけなかったと叱ったんです」。

　ただ、「よくよく考えたら、彼はこの間にいい経験してますね。準備期間、投手コーチ、２軍監督を経験することで、慌てないで就任できますよね。期待してます私は、あっぱれ！は早い」と語った。