ソフトバンク・栗原 “シリーズ男”4安打!ロッテ今江の最高打率・667見えてきた
「日本シリーズ・第2戦、巨人2-13ソフトバンク」(22日、京セラドーム大阪)
“シリーズ男”襲名へ現実味を増してきた。ソフトバンク・栗原が第1戦の3安打4打点の活躍に続いて、この日も5打数4安打。1試合4安打はシリーズタイ記録で、6年目の24歳が常勝軍団をけん引している。
ラッキーボーイの勢いが止まらない。この日も「自分からどんどん仕掛けていかないと」と話していた通り、積極性が光った。初回の1打席目は3球目を右前に運び、五回の3打席目も3球目を右前打とした。前日に続いて、追い込まれる前に捉えた。
一方で七回の4打席目は11球目を三遊間には転がして、遊撃内野安打を記録。次打者・デスパイネの満塁弾につなげた。九回の5打席目は追い込まれてからの直球を右前へはじき返しただけに、手がつけられない。
日本シリーズの歴代最高打率は2005年のロッテ・今江が記録した・667(4試合)。栗原の今シリーズ成績は8打数7安打で打率・875。「毎打席集中して打席に入れた」と歴史的な打棒を見せる24歳から目が離せない。