巨人・原監督 「泰然自若」でタカ狩り「セ・リーグをぶっちぎりで優勝したチーム」

 「日本シリーズ・第3戦、ソフトバンク-巨人」(24日、ペイペイドーム)

 8年ぶりの日本一奪回に向けて、まさかの連敗発進となった巨人・原辰徳監督(62)が23日、慌てず騒がずの「泰然自若」で第3戦に臨む姿勢を明かした。

 2戦とも完敗だったが、セの王者にふさわしい戦い方で強者に挑む。「セントラルリーグをぶっちぎりで優勝したチームなんだから、やっぱりそこは(ソフトバンク相手にも)ひけを取りたくないね」と言い切った。

 今更バタバタしても打開策にはならないと考える。原監督は「そんなに動かすところはないと思う」。2試合とも8番に座り、前日に1号2ランを放ったウィーラーの打順を上げる程度のようだ。

 全体練習前には球団スタッフがマウンド、本塁、一、二、三塁に清めの塩をまいた。外野での円陣で指揮官は、2分ほどのスピーチでゲキを飛ばした。連敗スタートのシリーズは10度目の巨人。それでも過去に2回、日本一に輝いている。シーズン通りの姿勢を貫き、巻き返してみせる。

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