オリックスは２６日、水本勝己１軍ヘッドコーチ、梵英心１軍打撃コーチ、入来祐作２軍投手コーチの就任を発表した。

　背番号は水本氏が８８、梵氏が７７、入来氏が８２に決まった。

　水本氏は「チームを強くしたい。そのために何ができるかを考えていく。広島流を押しつけるつもりはない。言い訳できないようにしていく。うまくなりたいじゃなく、うまくする」と意気込みを話した

　水本氏は松下電器から１９８９年にドラフト外で広島に入団。２００７年にコーチに就任し、１６年から今季まで２軍監督を務めた。

　梵氏は「オリックスは昔からいい選手がいるなと思っていました。うまくかみ合っていないだけなのかなと。いい打線ができるように監督の方針も聞きながら細かいこともやらないといけないと思います」と話した。

　梵氏は日産自動車から２００５年のドラフト３位で広島に入団。ルーキーだった０６年に新人王を獲得。長く遊撃手として活躍した。

　入来氏は「勝ちにつながる戦力であるための取り組みを見直して、理解してもらってプレースタイルを身につけてもらえたらうれしい。そのためのサポートをしたいと思います」と話した。

　入来氏は本田技研から１９９６年ドラフト１位で巨人に入団。０１年には最高勝率のタイトルを獲得。その後、日本ハム、横浜などでプレーし２０１５年からソフトバンクでコーチに就任した。