楽天・則本昂 現状維持の3億円で更改 コロナ禍「難しかった」7年契約3年目
楽天・則本昂大投手(29)が26日、仙台市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、7年契約の3年目となる来季契約を現状維持の年俸3億円で更改した。
「今シーズンは僕自身としても、ふがいないシーズンだった」と振り返った則本昂。開幕投手を務めた今季は開幕3連勝を飾るも、中盤以降は状態が上がらず。18試合登板で5勝7敗、防御率3・96の成績に終わった。
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、球団は3月下旬から活動自粛を行ってきた。則本昂は「球団施設を使えず、キャンプから積み上げてきたものが消えてしまった。そこから上げていくのは難しかった」と異例のシーズンで調整の難しさを語った。
それでも「難しさはあったが、その中で結果を出していかないといけないというのもある。うまく自分のパフォーマンスを出せなかったのがすべて」と猛省。「原点に戻って、しっかり体を作ってやりたい」と来季の巻き返しを誓った。